シリウス宇宙句会 披講

 

 466回  披講

(2月15日更新)

<8点>
 うすい明笛・原田千寿子・瀧下しげり・板倉年江・上西美枝子・田中よりこ・中村克久・大野照幸

年玉ややんちや坊主もかしこまる      山下 之久


<7点>
 西岡みきを・五味和代・伊藤月江・板倉年江・斎藤摂子・髙松美智子・日澤信行

傘寿とてみなまだ若き斧始         春名あけみ


<6点>
 住田うしほ・五味和代・伊藤月江・谷野由紀子・大塚章子・渡邊房子

年玉や投資なる語を知る五歳        大野 照幸

 小澤巖・三澤福泉・原田千寿子・上西美枝子・金子良子・榎原洋子

励ましの一筆添へてお年玉         髙松美智子

 住田うしほ・今村雅史・山内英子・中村克久・金子良子・関口ふじ

足裏に玉砂利やはき初詣          上西美枝子


<5点>
 三澤福泉・今村雅史・伊藤月江・大野照幸・日澤信行

ていねいに結はふ神籤や藪柑子       上西美枝子

 住田うしほ・大塚章子・谷野由紀子・瀧下しげり・日澤信行

ロカビリー米寿卒寿の年忘         山下 之久


<4点>
 住田うしほ・うすい明笛・中村克久・榎原洋子

藪柑子照りて華やぐ裏鬼門         中川 晴美

 小澤巖・うすい明笛・春名あけみ・板倉年江

年玉を与ふる子なく妻と老ゆ        住田うしほ

 今村雅史・田中よりこ・浜野明美・金子良子

恙なき生きる幸せお年玉          春名あけみ

 板倉年江・角野京子・斎藤摂子・渡邊房子

百歳の母から受くるお年玉         金子 良子

 小澤巖・五味和代・瀧下しげり・山下之久

丸四角雑煮談義も賑やかに         朝妻  力

 三澤福泉・島津康弘・金子良子・髙松美智子

行平の湯気につやめく粥柱         中川 晴美


<3点>
 谷野由紀子・浜野明美・星私虎亮

仕合せは気付くことなり藪柑子       関口 ふじ

 角野京子・山内英子・斎藤摂子

藪柑子ほどの幸せ八十路にも        浜野 明美

 春名あけみ・星私虎亮・大野照幸

山峡の大樹の翳に藪柑子          中村 克久

 春名あけみ・角野京子・田中よりこ

寄せ植ゑに色を零せる藪柑子        五味 和代

 島津康弘・髙松美智子・渡邊房子

藪柑子小き稲荷をともすごと        谷野由紀子

 原田千寿子・瀧下しげり・田中よりこ

山門へこごしき磴や藪柑子         伊藤 月江

 原田千寿子・上西美枝子・浜野明美

藪柑子開山堂の句碑の辺に         角野 京子

 山内英子・斎藤摂子・髙松美智子

年玉のしばし行き交ふ朝の卓        朝妻  力

 小澤巖・瀧下しげり・星私虎亮

お年玉とうとう背丈並ばれぬ        谷野由紀子

 うすい明笛・原田千寿子・大野照幸

さくさくと霜柱踏む森の朝         住田うしほ

 板倉年江・角野京子・山下之久

腕の振り大きく歩く寒日和         島津 康弘

 木村てる代・上西美枝子・山内英子

春立つや雀弾める離宮跡          中谷恵美子


<2点>
 谷野由紀子・斎藤摂子

年玉や夢応援の手紙付け          大塚 章子

 上西美枝子・日澤信行

年玉や順に笑顔を返さるる         小澤  巖

 木村てる代・榎原洋子

藪柑子日影の育ちゆくところ        星私 虎亮

 山下之久・関口ふじ

社へと続く石坂藪柑子           住田うしほ

 大塚章子・渡邊房子

往きよりも還りは近し藪柑子        春名あけみ

 小澤巖・中村克久

生き生きと子らの笑顔やお年玉       中谷恵美子

 木村てる代・関口ふじ

年玉を配る翁の笑顔かな          原田千寿子

 大塚章子・星私虎亮

売切れてしまひさうなる熊手買ふ      角野 京子

 西岡みきを・髙松美智子

警蹕に和する寒鴉を見上げけり       五味 和代

 住田うしほ・浜野明美

頬寄せて花柊の香と和する         榎原 洋子

 春名あけみ・五味和代

由良様の茶屋の名残や小夜時雨       斎藤 摂子

 木村てる代・中村克久

百合鷗羽搏ちて波の綺羅散らす       小澤  巖

 浜野明美・榎原洋子

回覧板回し御慶を交はしけり        今村 雅史

 三澤福泉・木村てる代

茜雲頂く山の初景色            大塚 章子

 五味和代・山内英子

若き日の法然像や寒に入る         木村てる代


<1点>
 関口ふじ

藪柑子古き庵へ続く道           山内 英子

 今村雅史

洗ひ場を磨く音あり藪柑子         島津 康弘

 西岡みきを

朝の日に凛と輝く藪柑子          うすい明笛

 金子良子

住み古りてこころ寄すらむ藪柑子      榎原 洋子

 田中よりこ

苔多き古刹の庭の藪柑子          原田千寿子

 日澤信行

床の間にかしこまりたる藪柑子       渡邉 房子

 島津康弘

老い二人住まふ垣根の藪柑子        木村てる代

 大野照幸

藪柑子峠の茶屋に五平餅          三澤 福泉

 山下之久

植込みに妻の指差す藪柑子         西岡みきを

 西岡みきを

十両てふ符帳をかしき藪柑子        板倉 年江

 角野京子

年玉を嬉嬉と授けて夫米寿         藤田 壽穂

 山下之久

良き間合い計り手渡すお年玉        木村てる代

 星私虎亮

貰う時には正座してお年玉         日澤 信行

 今村雅史

年玉を渡し座敷の沸き立ちぬ        上西美枝子

 伊藤月江

猫の子が顔出す庭の藪柑子         小澤  巖

 三澤福泉

お年玉ぎゅうっと握る曾孫の手       中村 克久

 谷野由紀子

年玉に師より賜る干支茶碗         田中よりこ

 榎原洋子

年玉に笑める顔見る楽しさよ        五味 和代

 島津康弘

孫多き身の年玉やうれしつらし       うすい明笛

 西岡みきを

年玉を遣りて貰うてさきはひぬ       中川 晴美

 春名あけみ

デパートに幸せ探す年の暮         三澤 福泉

 伊藤月江

花手水に小槌煌めく初戎          板倉 年江

 島津康弘

声つかふ高音競ひ合ふやうに        星私 虎亮

 うすい明笛

寒晴や日差しに映ゆる天守閣        原田千寿子

 渡邊房子

久々にはらから揃ひ屠蘇祝ふ        西岡みきを

 大塚章子

水中で頭下げ合ふ初稽古          関口 ふじ

 関口ふじ

力石抱え損なふ馬日かな          伊藤 月江